能登半島地震被災地支援活動④

能登半島地震被災地支援活動④

令和6年2月21日

場所:珠洲市役所

令和6年3月24日、能登半島地震支援活動に行ってきました。この活動は、災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会(DSAM)を通しての活動になり、今回は井口清彦先生と川本晴之先生が参加されました。
いしかわ総合スポーツセンターにて行われました被災者支援ボランティアに参加しました。

交通費の補助を受け、高速道路を利用して現地へ向かいました。午前9時からのミーティング、ブースの設置等を行い、10時から患者さんが足を運んで来てくれました。震災後3ヶ月が経過していたためか、避難者の数は減っているようでしたが、相対的な看護師やヘルパーの方々の人数は少ないように感じました。

施術は7名の方を担当し、珠洲市からの避難の60~80代の方が4名、頚肩部から腰部への疼痛、足の痺れ等を訴えられていました。関東地方からのボランティアで派遣されていた40代、50代の3名の看護師さんは、避難者の方より疲労困憊のようで、1日15時間から20時間の勤務もあるようでした。身体的な疲労もさることながら、精神的ストレスが原因の頭痛やめまいを訴えておられました。
29年前の阪神淡路大震災の時にもボランティアで施術させていただきましたが、当時は行政の対応が全く出来ておらず大変でしたが、今回はDSAMを通しての活動になりましたので、スムーズな活動が出来たと思います。
今回は初めての参加でした。20分以内で施術を済ませるようにと言われていたので、あらかじめ施術の手順を立てて挑みました。20代~90代の5名の方の施術を行いました。 センター内で生活する高齢者や障がい者の方々が殆どで、毎週の施術を心待ちにしていました。
避難所生活から徐々に症状が進む方もいました。たった1日の経験でしたが、どの方も施術後に丁寧に感謝の言葉を口にされたことで、少しでもお役に立てた事は喜びとなりました。

 
 
 
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